5月の連休明け、、
電話がよく鳴りました。
担当している患者さんが骨折入院1名、病気がわかり入院が2名、脳梗塞発症1名、、
たまたま時期が被ったんですが、、正直なところ「なんで???」
先週元気でも人はいつどうなるかわからないと感じる1週間でした。。
なので今のうちにしっかり知識を蓄え、今いる患者さんに提供出来る時間にしないと!と思っています。
大腿骨骨折のAさん
トイレから出て手すりにつかまり損ねて、右大腿外側から転倒し骨折したそうです。
大腿骨(頸部)骨折の際、骨折した側の下肢は短縮し、外転しています。
ご家族はこういうことを知らないですし、救急車を呼ぶのに少し抵抗を感じている方も少なくはありません。(私も子供の熱性けいれんの時に救急車に抵抗ありました。。)
しかしいつもと違う、何かおかしい時は救急車を呼ぶのが1番だと思っています。
これって勘というと怒られそうですが、いつもそばにいる家族の方だと分かるものです。
(子供の体調不良って熱測る前に直感でわかります)
患者さんは手術も終え、元気でいらっしゃるようでこれからリハビリの出来る病院に転院される予定です。
腎不全系疾患で入院されたBさん
入院される10日前から体調が悪く、
お腹が張る、便が出ない、食欲ないなど話されていました。明らかに体調不良で横になっているほうが楽じゃないかなと思った程でした。
内科も受診しており、お腹診てもらい、漢方薬も処方してもらったと話していました。
病院受診をしていると聞いたので「じゃあ内蔵系は大丈夫かな」と思ってしまっていた自分がいました。
もう少し自分に知識があれば、「腎臓内科か泌尿器系受診してください」と強く言えたかなと・・
もしかしたら透析も始まるかもとのお話でした・・・
大腿部が化膿して歩行できなくなってしまったCさん
前の週まで調子が良くいろんなところに散歩に行かれていましたが、
GW明けに熱があり体調が悪く、休むとの連絡があり、娘さん曰く次回の施術は受けられるかと思います・・・との話でした。
施術前日の夕方に念のため電話をしましたが繋がらない・・
「あれ?この時間はいるはずなんだけどな・・・」
うーーん、、
施術当日、なんだか嫌な予感がして少し早めに訪問すると雨戸閉まっている!!
留守??倒れている??
チャイムを鳴らすと娘さんが・・・
「実は大腿部にばい菌入ったみたいで化膿して昨日から入院しています」
良い方向に向かっていたので、そんなこともあるのか!!と。。
脳梗塞になったDさん
脳梗塞の前日までいつも通りにお話しして連休に入る時だったので
「また来週きますね」
「楽しみに待ってますね」
と会話したのが最後の会話でした。
娘さん曰く、その日は夜までよくおしゃべりしていたそうです。
翌日にヘルパーさんがオムツ交換に来た時に話せなくなっている事がわかり、訪問看護さんが来て脳梗塞かもしれないと。。
病院には入院せず、家で診るとのことで、その後も亡くなる前の週まで訪問に4回行く事ができ、毎回声がけすると目を開けてくれこちらをみてニコリとしてくれました。我が子達の写真を見せると微笑んでくれました。
たくさんお話をしてくださった患者さんの1人だったので、ご逝去された連絡が来たときは悲しかったです。
いつかは別れは来るとは分かっているんですが、慣れないものです。患者さんは自分の祖父母と同年代の方達が多いので、いろんな話を聞いてもらったり、昔の話を聞いたりしています。
・大袈裟かもしれないですが、後から「もっとこうしておけば良かった」と後悔しないように施術に取り組むように意識しています!
・施術が終わって帰る際に毎回「また○○に来ますね!」と必ず声がけをして実際の心の声は【元気でいてよー!】とパワーを送っています。笑
前向きな気持ちになると自律神経のバランスも保たれやすくなり、免疫力の活性化にも良い影響をもたらすそうです!
前向きな気持ちを少しでも提供できるような施術者になれるように頑張りたいと思います!