訪問所感

訪問先患者(家族)に激怒されたとき、どうする?

こんにちは!しょちょーです。

突然ですが皆さんは訪問先の患者さん(またはご家族)に怒られたことはありますかね?

しょちょー

僕は結構あります。笑

落ち度があるなしに関わらず、怒られたあとってメンタルを削られますよね。

とくに、怒るというよりも激怒して収集つかない様子だったりするとなおさらです。

怒らせてしまって申し訳ないな〜なんて思ったりはするのですが、僕はあまり気になりません。

ということで、今回は僕なりの気にしない理由というか、方法について記載してみます。

脳の機能障害を疑う

激怒されてものすごく攻撃的な態度や発言を繰り返す方っていうのは、現実問題でいらっしゃいます。

急にグワッと攻撃されるので、こちらもビックリします💦

ですが、、、落ち度があるなしに関わらず、激怒して収集つかなくなるなんて通常ではおかしいわけで、、、
まだ脳の機能が発達しきれていない子どもならまだしも、いい大人がそうなるのは普通の状態ではありません。
(生命に関わるような重大な出来事を除きます。あくまで通常の範囲で。)

僕はここで2つ疑います。

①怒ることで、相手をコントロールしようとしている(そういう人間関係の作り方を昔から手段としていた)

②脳の萎縮などで理性的な判断、認知ができず、感情のコントロールが効かない

①の場合は、前提として自分の都合の良い状態にするために怒っているだけです。なので、怒るときには必ず何かしらの要求を飲ませようとしてきます。

このときは、「落ち度がある部分+そういう感情にさせてしまったこと」だけ謝ります。要求の内容にもよりますが、要求部分は基本は受け付けません。

要求を飲むということは=怒る→言うことを聞く。の図式を成立させてしまうことになるので、後々もまた怒る怒られる関係性を築いていくことになります。

要求部分は、落ちついて、双方が合理的に考えて「そうするとお互い良いね」というものが成立するときだけ受け付けるようにしてます。

双方が合理的に話し合う→双方に良いことが起きる。の図式にしたいのです。

また、②についてはいわゆる脳の機能障害です。抑制が効かない以上、何を言っても受け止められませんから、何はともあれ、そういう感情にさせてしまったことだけ謝ります。

落ち着いて、お話ができる状態になってから物事の整理を始めていきます。

こういう場合には自分だけでなく、他の方たちにも同様の傾向を見せることがあるので、関わっている人たちと情報共有をしたり、服薬状況を確認したりと環境面の状況を確認していく必要があります。

上記のようなことを考えると、メンタルを削られている場合ではなくて、次の取るべき行動をどう取るかに意識をまわしていかないといけません。

良いお付き合いの人との時間を大切にする

患者さんから怒られる、または激怒されたりすると、どうしてもその人のことで頭がいっぱいになってしまいますよね。

でも、週間スケジュールで考えると、他にも担当している患者さんたちは多くいらっしゃるはずです。

20人の患者さんを担当していたら、怒っている患者さんは1人。
怒っていない、むしろあなたを大切に思ってくれている患者さんは19人いるわけです。

そしたら、19人の患者さんへもっと丁寧に接するとか、笑顔で接していくほうが心地よいわけですよね。

あくまでこちらに落ち度が少ない、または無いのであれば、訪問をお断りしてもいいと思います。

しょちょー

以前、週3回で伺っている患者さんから、毎回激怒されることがありました。

3ヶ月くらい訪問しましたが、毎回30分の治療時間中ずっと激怒されました。

内容は次のようなものです。

  • 「今日は暑いですね」 → 「うるさい!しらない!」
  • 時間ぴったりに到着 → 「どれだけ私を待たせる気か!」
  • 「こんにちは(寒い日に長袖で訪問)」 → 「次からは半袖でこい!」

とりあえず目についたこと全てに怒りをぶつける方でした。

このままで患者さんが可哀想だと思い、「そんなに僕がくることで怒るのであれば、中止するか別の会社にお願いされてはいかがですか?」と聞いたことがあります。

「そんなことお前が考えるな!」

と案の定怒られましたが、、、笑

怒っている方に時間を使うより、それ以外の方たちに時間を使ったほうが有意義ですから。場合によっては離れることも必要です。

相手の問題と自分の問題を切り分ける

そもそも怒るかどうかを決めているのは「相手自身」です。

どれだけ丁寧な対応を心がけていても、相手によっては怒ります。

基本姿勢として丁寧に、穏やかに、笑顔で接ししていくことを前提に、それでも怒るならこれはもう相手の問題です。

脳の問題・服薬状況の問題・精神疾患の有無・家庭環境や気分の問題などなど、様々なことが背景にあるわけなので、日によってもムラもあることでしょう。

相手は「怒った」ということで感情を吐き出している行動をとっていますから、怒ったあとは人知れずスッキリしている方も多いと思います。

なので怒られた後は

しょちょー

怒ってスッキリしているかもなぁ、、

なんて思ってます。

それくらいでいいのだと思います。

もしもこちらの過ちが原因である場合は、それを見極めて現実的に解決していかなければいいきませんが、そこだけです。

怒られるってことは、つい人格が否定されたような気分になってしまいますが、問題点は案外一つのポイントだけだったりします。

以上のようなことを考えていると怒られることに慣れはしなくとも、気持ちの切り替えはできるようになるかと思います。

今日は以上です。

それではまた!

この記事を書いた人

しょちょー
・鍼灸マッサージ師
今日こそ独立開業だぞ☆ブログの管理人。都内で訪問治療院を開業中です。